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【心がつらい時】カウンセリングや心理療法を受けることの大切さ

えみすけ

こんにちは!
大阪市住吉区で、セックスレスや性機能障害のお悩みに対応するRISA鍼灸院 院長のえみすけです。

鍼灸院には、様々なお悩みの方が来られますが、時には、じっくりとお話を聞かないとなかなか問題が解決しないケースもあります。

特に、性のお悩みはほとんどこうかも。

わたしはカウンセラーではないですし、
心理学の専門的な資格も持っていません。

なので、必要な場合には、鍼灸院だけではなく、クリニックへの受診もお勧めすることがあります。

住吉区にも、いろいろなクリニックがありますが、今日は、わたしの心底おすすめな心療内科をご紹介したいので、ぜひ参考にしてみてください。

眠れない、
食欲が落ちている、
何もやる気が出ない、
なんだか死にたい気持ちになることがある

こんな症状があてはまる方は、きっとらくになれるはず!鍼灸だけじゃなくて、必要だと思われる医療機関を併用してくださいね。

目次

わたしの心療内科通院の歴史

わたしは、2年前に、初めて心療内科というところに行きました。

当時わたしは、離婚の話し合いをしていて、でも元夫と一緒のところで働いていたので、
患者様や子どもたちの前では夫婦が仲良しのふりをして、でも裏では「争っている」というかんじだったので、

ちょっと心がバラバラになってしまったんですね。

最初は、眠れなくなりました。そして次に、頻繁に動悸が起こるようになって。

少しでも「こわい」と感じると、身体が緊張して、心臓が早くなるのがわかりました。

なるべく穏やかに話し合いたい、離婚後も関係を良いものにしたいと願っていましたが、そんなわたしの中途半端な願いのせいで、わたしの心身は確実に病んでいたのです。

わたしが通院したのは、住吉区 帝塚山にある「椿館クリニック」。

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こちらは、医師(精神科医による投薬)と、カウンセリングを行う専門家(精神保健福祉士、臨床心理士・公認心理士)の方がそれぞれ分かれていて、とっても理想的な分業だなと感じました。

本来、精神科医はカウンセリングは行わないんですよね。

わたしの場合は、身体に症状が出ていたので、迷わずこちらを受診しましたが、精神科と心療内科の得意分野はおそらく違うので、まずは電話でご自身の症状を相談してみてくださいね。

わたしが診断されたのは「適応障害」でした。これは、うつ病とは違い、原因がはっきりしているものです。

今、このしんどい状況に、身体と心がついていってないから起こっているので、なるべくストレス源と距離をとること、自分の心の安定を第一に考えること、つらいときにはお薬にも頼ること、などを教えてもらいました。

当時、精神系のお薬を飲んだことがなかったわたしは、正直、お薬に対してちょっとネガティブなイメージを持っていたんです。

以前、知人がうつ病をわずらっていたとき、7年間ぐらい、「薬漬け」のようなかんじだったからです。

どんどん飲む薬の種類や量が増え、かんたんにやめることもできない。離脱症状も激しくて、

「薬って、一回飲んだらもう最後なんちゃうかな」

と思っていました。

でも、実際にはそんなことはないらしくて、まずは本当に軽めの処方から始めてくださったし、依存性もそこまでないやつにしてくれました。

抗不安薬と、睡眠導入剤をもらって、基本は毎日飲むことで、わたしはなんとか仕事はできる、というメンタルにまで回復したのです。もちろんそれでも、ギリギリなんですけど😇

そして、医師の診察よりも、わたしはカウンセリングを中心にしてもらいました。

だれにも言えなかったことを、面接室でお話する際、わたしは毎回、必ずといっていいほど号泣していて、「こんなに泣ける場所って、他にはないな」と感じていたのを覚えています。

わたしは、母であり、仕事をしていたので、どこにも泣く場所とタイミングがありませんでした。ひとりになる時間もありませんでした。

わたしにとって、ここの通院は、ひとりになれる機会であり、かつ、自分のだめなところに向き合い、未来に向かってすすんでいくための大事な場所でした。

離婚が成立し、わたしは強い意志を持って、服薬をやめました。別に飲んでてもいいとは思うんですが、なるべく飲まずに、鍼灸だけで自分をたてなおしたいと思ったからです。

徐々に、お薬がなくても寝られるようになり、前みたいにボロボロのメンタルになることは減っていきました。

トータルで1年ぐらい通院して、「いったんこれで終診にしたいです」と自分で言えるようになり、そこからしばらくは通っていませんでした。

ただ、今年4月、またちょっとしんどいことがあったので、再び通うことにしました。今度は、心理士さんの心理療法も試していこうと思っています。

RISA鍼灸院でも、椿館クリニックさんのように、1対1でじっくりお話することの大切さを改めて感じながら、おひとりひとり丁寧に臨床にあたっているつもりです。

「自分の至らないところ」に気づくこと

多くの相談は、だいたいのストーリーに登場人物がいます。それは、自分と、近しい人。

そして、

いま自分がどれだけつらいか、苦しいか、うまくいかないか、を中心に語られることが多いです、

解決策がわかっている場合と、わからない場合と、そもそも解決しない場合、いろいろあります。いったいどうなったら、相談者さんが幸せになれるのか?を考えていきます。

その途中で、「悪者」や「加害者」が出てくることがあります。

被害感情は、本人にとって、とても大切なものなので、それを周りがどうこういうものではないと思っています。

復讐のために生きる人生、それもまた、その方の選ぶ生き方です。

ただその中にも、「自分の体や心がどんな感覚になるか」といったことに焦点を当てながら、考えていけるといいなと思います。

しあわせ、うれしい、たのしい、と感じる時の体はどんなかんじ?

むかつく、相手を攻撃している、相手の悪いところを探している、その時の体はどんなかんじ?

どちらが、相談者さんにとって、幸せに近い感覚なのか。

気持ちの整理には、必ず段階があります。
なにかトラブルや問題が起こった時に、すぐに対処して切り替えられる人は少ないでしょう。だからこそ、自分の気持ちを否定したり抑圧したりせずに、じゅうぶんに味わって、時には「飽きる」ことだって大事だと思うのです。

「もうええわ、いつまでやってんねん」って自分で思えたら、次にすすめる気がします。

そしてもし、相手との関わりのなかで、
「自分にもよくないところがあったな」とか
「もっとこうすれば、また違った結果があるのかも」という気づきがあれば、それはまた、幸せをつかむためのチャンスのひとつだと思います。

相手を責めているあいだは、ずっと苦しいと思います。

自分の心に気づき、どう生きていけばいいかを振り返り、なるべく正直に、無理のない範囲で暮らす。

それができていれば、心と体は、バラバラになりにくくなります。

周りの人に相談しにくいことほど、専門家の助けが必要だと思うのです。

鍼灸を受けると、素直になる理由

わたしは鍼灸院をやっていますが、10代の頃は、臨床心理学を学んでいたので、大学院に行くことも、一瞬、視野には入っていました。

でも今は、心理の道にすすむことをあきらめ、こうして人様の身体に触れるお仕事に就けたことを、心から喜んでいます。きっと自分には、こっちのほうが合っていました。

言葉は、むずかしいものです。

自分が思っていることを、そのまま表現できるとも限らないし、つい言葉につまってしまうこともあります。

また、せっかく言葉にしたとしても、相手にとってそれが好ましいものではなかった場合

「言わないほうがよかった」となりかねません。

そうなるともう、物言わぬ貝のできあがりです。相手から何を言われても、ただ黙ってじっと耐えるだけで、いつのまにか、自分の素直な気持ちを話すことが苦手になってしまいます。

でもそんなとき、身体に触れると、時には、言葉よりもたくさんの情報を読み取れることがあります。

身体の反応は、嘘がつけません。

手首の脈、舌の色や性状、お腹の硬さ、皮膚の敏感さや鈍感さ。わたしたちの身体は、心がしんどいことを、身体であらわしてくれています。

心の専門家、身体の各部分の専門家がいて、
そして鍼灸師は、心と体をつなげる専門家として、そこにいる意味があると思っています。

鍼灸施術を受けた後は、

「なんだか素直になれた」とか

「もっと自分に正直に生きていいんだと思えた」

といったようなお声が聞かれることがあります。

これは、身体の緊張が解けて、心がゆるみ、
本音がでてきた証拠です。

鍼灸を受けること、そして安心できる場でゆっくりと言葉を交わすこと、時には自分を見つめなおして内省すること。いずれも、違うアプローチではありますが、どれも同じぐらい大切なことです。

心がしんどいな、と感じたときは、こころの専門家に相談したり、鍼灸師に相談したり、してみてください。

自分の職域で対応できる範囲のことは、誠心誠意、努めさせていただきます。

自分のこんな症状にもあてはまるかな?という方は、まずはLINEでご相談からでもお気軽にどうぞ。

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