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人間関係はめんどくさくて、だからこそ愛しい

えみすけ

こんにちは!
大阪市住吉区で、セックスレスや性機能障害のお悩みに対応するRISA鍼灸院 院長のえみすけです。

常日頃、思うんです。

だれかと仲良しでいる状態って、とても健康にいいよなぁって。

ちょっとしたことをすぐに話し合えて、
おもしろいことで笑えて、
いやなことを聞いてもらえたり、なぐさめてもらたりする。

そして、コミュニケーションが円滑にとれていれば、スキンシップがあったり、心地よい快楽もあったりする。

その人のために、と自然とやる気が出たり、
物事にとりくむ意欲や関心が向上したり、
外に出かけやすくなったり、遊びの幅が増えたりもする。

だけど逆に、誰かとずっと仲が良くないと、
もうそれだけでも、とんでもなくストレス。

体調は悪くなるし、皮膚はボロボロになってくるし、見た目も老けてきます。

わたしたちヒトは、どこまでいっても社会的な生き物で、その他の人たちとの関係性というものを無視したまま生きることはできません。

わたしがRISA鍼灸院で鍼灸をしているのも、

仲良しな人を増やしたい

という想いからです。

でもこの「仲良し」って、当たり前に手に入るrものではなくって、
そこに至るまでにとんでもなく努力が必要だったり、めんどくさかったり、
もういややー!!って終わらせたくなったりするものなのだと思う。

めんどくさいから避ける、
傷つくからやらない、

これも一つの生き方ではあるけど、

めんどくさいことを通して、コミュニケーションって成り立つのではないかなと思ってます。

カップルも、夫婦も、仲良しなときもあれば、腹立つときもあるし、空気みたいに自然にいられるときもあれば、存在を無視したり、こちらへの影響を少なくしたいときもあるでしょう。

仲良しでいる、というのは、
どういうことなのか。ちょっと考えてみました。

目次

わたしたちには、生得的に社会性が備わっている

Net flixに、わたしが好きな番組があるんです。

「赤ちゃんを科学する」ていうやつ。

ネットフリックス公式サイト「赤ちゃんを科学する」へのリンク

そこでね、ちょっと可哀そうな実験があって。

「無表情実験」ていうらしいんですけど、

赤ちゃんは、社会性をもって生まれてくるのか?
それとも受け身なだけなのか?

を調べるものらしいんですね。

赤ちゃんの唾液から、コルチゾールというストレスホルモンの値を計測して、数値が高いほど赤ちゃんがストレスを感じている、という指標を用います。

実験内容としては、まず生後3~4か月ぐらいの赤ちゃんと母親を部屋に入れて、普段通りあやしてもらいます。

この時、赤ちゃんの声や動きに、母親は反応し、やさしく微笑みかけ、赤ちゃんも嬉しそうです。

実験開始。

母親は、少し離れた椅子に腰かけ、赤ちゃんに触れることを禁じられます。そして次の指示があるまで、無表情で、一言も言葉を発しません。

赤ちゃんは、すぐに異変に気付きます。

そして、また母親からの反応を引き出そうと、微笑んだり、声を出したり、泣き出したり、様々な行動を試みます。(ここ、いじらしくて泣きそうになった🥺)

ここで科学者の解説。

赤ちゃんは、母親との関係性を取り戻すため、努力を続けるのです

この言葉に、もうわたし、感動しちゃいました。

関係性を取り戻すための努力

皆さんは、これ、してますか?

居心地の良さの裏側で、失われるものがあるとしたら

人と人が一緒にいる、ということを選択したとき、その関係性は流動的なものであり、決して固定ではありません。

結婚して夫婦になったからといって、夫婦がずっと仲良しでいるとは限らないし、仲良しでいるためには、ずっと努力が必要です。

自然体でいることが良いとか、
いやなことは無理してしなくてもいいとか、

さっきも書いたけど、それは一つの生き方や考え方として絶対に正解だし、それが必要な場面はある。

でも、だれかと生きていく、と決めたのなら、

やっぱりある程度、ずっと、めんどくさいことや傷つくことを、やっていかないといけないんじゃないかな。それが、関係性を取り戻す努力、なんじゃないかなと思います。

性のお悩みを抱える方々は、いろんな負の感情をもっていらっしゃいます。

恐れ、不安、劣等感

これらを払拭するために、もちろん、鍼灸で身体にアプローチすることは有用だと考えます。

そして同時に、ただ皮膚に鍼を刺すだけではどうにもならないこととして、

人間関係をしっかりやる

ということが求められるはずなんです。

怖いから相手には尋ねない。
相手を傷つけたくないから本音は言わない。
生活できればそれでいいから、深いことまでは話さない。表面上の「仲良し」に甘んじる。

こういうのを、やっている人たちはいっぱいいます。

自分の中だけで予想しても、そこに答はないのに。我慢していることの弊害は、いろんなところに現れているのに。深い話ができなくなったら、もうどうやって触れていたかも思い出せなくなるのに。

深く考えたらしんどいから、とりあえず今日は考えんとこ。というふうに、らくなほうや、居心地がよいほうを選び続けた結果、どんどん大事なことから遠ざかっている可能性があるんです。

傷ついたり、傷つけあったり、
時にはものすごく憎んだり、
でもやっぱり愛してると思ったり、

そういうしんどい、めんどくさいことを、やれる相手はいますか?

もしお互いにずっとそれをやり続ける努力ができていたら、そのパートナーシップはとても良いものなのではないかな、と思います。

鍼灸院を、仲良しになるために使ってほしい

カップルでも、夫婦でも、親子でも、職場の人と、でもなんでもそう。

わたしは、RISA鍼灸院に通う患者様たちと、
周りの人が、仲良しでいてほしいです。

鍼灸施術を受けると、
身体の痛みが軽くなるとか、よく眠れるとか、それはもういろんな効果がありますが、

そこから、人間関係が良くなる、というところまでもっていきたいんですね。

前までは、相手のいやなところが目について、そのたびに腹をたてていたけど、だんだんどうでもよくなってきた。

機嫌がよくなる日が増えて、相手とも笑顔で話せるようになった。自分の笑顔が増えると、相手がやさしくなることがわかった。

子どもの行動を「迷惑」だと感じてしんどくなっていたけど、自分に余裕ができると受け流せるようになった。「元気やなぁ」と思えるし、今まで怒っていたのは自分の問題だったのかもしれないと思った。

こういうのは、ほんと一部のエピソードなんですけど、鍼灸施術を受けた後、まわりの人たちとの関係性が良くなった、というご報告を聞くと、毎回とってもうれしいんです。

まずは自分を大事にする。
そして余裕ができれば、まわりのことにも目が向くようになるし、周りにも親切にできる。

自分の行動が変われば、周りの人にも変化が出るし、結果、自分を取り巻く環境がさらに良くなる好循環に入る。

こうなれると、とてもうれしい。

事実、当院では、通院を終えた患者様からたまに近況報告LINEが来ることがあって、最近新しいことにチャレンジしているよ〜とか、こんなふうに元気に過ごしているよ〜ってことを教えていただけたりするんですが、

もうそんなん、めっちゃうれしい、でしかなくて😊

身体を良くする、
それをベースとして、自分の人生を楽しくする、
結果、人間関係にも良い変化がある。

こういう方を増やしたいです。

めんどくさいからやりたくないわ〜、てことは確かにあるんだけど、

めんどくさいよね!でも、そういうのが楽しいし、愛しいよねって、思いたいなぁ。

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