こんにちは!
大阪市住吉区で、セックスレスや性機能障害のお悩みに対応するRISA鍼灸院 院長のえみすけです。
当院では、メンズコースというものがあって、主に30代〜60代の男性が施術を受けてくださっています。
お悩みの内訳は、ほぼED(勃起不全)で、あとは早漏、遅漏や膣内射精障害、などもあります。
4回の施術を受けたあと、どんな自分になっていたいか?というのをもしイメージされるとしたら、もちろん
もっとバキバキで、
持続力もあって、
若い頃のように元気に!
といったようなかんじの理想をお持ちだと思うのですが、わたしがひとつ言いたいのは「機能だけで自分を測らないでほしい」ってことなんです。
わたしのメンズコースを受けにきてくださる男性の中にはたぶん共通点があって、「敢えて、女性施術者を探して来院している」という特徴があります。
これは変な意味ではなくて、おそらく
その方の抱えている困りごとが、男性同士では話しにくいお悩みである、ということを表していると思っているんですね。
なので、もっと言ってしまえば、彼らは総じて
自信がない状態です。
メンズコースを4回受けたら、自信は回復するでしょうか?身も蓋も無いことを言いますが、たぶん、それだけでは無理やと思います。
今日は、メンズコースを受けてくださる男性に向けて、わたしが本当に目指してほしい姿について書いて行きます。
男性が抱える「孤独」について
「性資本(エロティック・キャピタル)」という概念を聞いたことがあるでしょうか。
2000年代に入ってから、イギリスの社会学者キャサリン・ハキムさんていう人が初めて使用した用語で、
- 美貌
- 性的魅力
- 社会的魅力
- 活力、エネルギッシュ
- プレゼンテーション
- セクシャリティ
の6つの要素から構成されている、人間の第4価値といわれているものです。
一般的に、この性資本は、男性よりも女性のほうが価値が高いといわれていて、「女性のセックス」と「男性のセックス」で比較されたりしています。
よく見る例えとしては、道端で女性が裸になって「セックスしてください!」と叫んだら、もしかしたら何人かの男性は彼女に跨るかもしれないけれど、同じことを裸の男性が叫んでもおそらく跨る女性はいないのでは、みたいなやつ。
男性は、セックスをしようと思うと、女性よりもかなり努力をしたり、他のオスと競争に勝ったり、お金やその他の価値を提示したりしないと難しい、ともいわれています。
セックスをしたい。
その欲求は、若いうちは単純に快楽を求めてのことでもあるし、ある程度の年齢になってからは、
- 自分を認めて欲しい
- 誰かと肌を触れ合わせて、ほっとしたい
- 愛されていることを実感したい
というような欲求も含んでいます。
これはもう、オス・メス関係なく、人間として生きていくために大事な、自己肯定感や、幸せの根源の部分。
だけど、男性がセックスをしたくても、
相手がいないことがあります。
当然ですが、セックスをするには、そこに至るまでの人親密な間関係が必要です。だからこそ、セックスに至れた人はコミュニケーションがある程度取れている証になるし、そこに自信がなかったり、そこをすっとばそうと思ったら、風俗店を利用するしかないわけです。
ただやはり、誰かと気持ちを通わせて行うセックスと、風俗店で行う性行為は、行為の内容は同じであっても、得られるものがまったく違います。
- 終わったあとに、いつまでもつづく幸福感
- 生きよう、と思える活力
- 相手のことを心底愛しいと思い、相手を幸せにしたいと自然に思える優しい気持ち
こういったものは、やはり風俗店でいくら射精しても、きっと得られるものではないでしょう。
セックスをしたい。
そう望んでも、相手がいなくて、自分が望むセックスができないとき、男性は孤独を感じるかもしれません。
いやもちろん、それは女性も感じるんですけど、
女性と男性に圧倒的に違うところがあるとするならば、
女性は他者とのコミュニケーションを重視し、自分が過ごす居場所づくりとして他者と関わることが多いのに対して、男性は自信がなくなると女性だけでなく他の男性とも疎遠になっていってしまい、独りぼっちになりやすい、という傾向です。
自分の内面に自信もない、親しい友人もいない、そして自分の肉体の衰えや機能低下が気になる。そういった方が、メンズコースを受けて、せめて男性機能だけでも回復させて自信を取り戻したい、と思っておられるなら、
残酷ですが、それだけではおそらく本当に求めている幸せには届かないかもしれないなって思ってます。
EDやからセックスできない、わけではない
昔、わたしに、自分の性癖について相談してきはった男性がいました。
僕には◯◯という性癖があります。
女性から見て、これは異常ですか?
こんな僕は女性と親しくなれますか?
教えてください
これに対してわたしが答えたのは
あなたの性癖を受容するのも拒否するのも、あなたと長期的に関係を築く女性です。
わたしはその女性ではないので、正常か異常かを判断することはありません。
そして、人と親しくなる際に、いきなり性癖を暴露するやつはいません。
まずは女性と関係を築いて、性的なことを何度も行う段階になってから、徐々に性癖について打ち明けていくのが理想なのでは。
ちなみにこのあと、ブロックされました。
彼が欲しかったのは「大丈夫だよ!異常じゃないよ!」という後押しだったのかもしれないし、
わたしと性癖について語ることで興奮する、という遊びだったのかもしれない。
どちらにせよ、わたしは真剣に答えたけれど、わたしとその男性がそのあと会話を続けることはありませんでした。
わたしは思うんです。この人は、女性とうまく仲良くなれないのを、性癖のせいにしてるんじゃないかって。
EDも似てて。
勃起に自信がないから、妻をセックスに誘えません
という人で、挿入以外の性行為も、日常のコミュニケーションもしっかりやってる人は、そらもう勃起できるように全力応援!!!てなるんですが
だいたいの方は、もうレスになって◯年とか、長期的に行為をしていないし、ハグだってキスだってしていないんです。
それなのに勃起できるようになったからって、いきなりセックス再開します?たぶん、しませんよ。
勃起できるかは確かに大事だけど、セックスを再開させるためにまずやるべきことは、もっと他にある。
自分の身体の機能が回復したらセックスに至れる、てだけではないと思うんです。
そしてセックスって、挿入だけじゃないので、
正直めちゃくちゃ仲良しやったら、チンコ勃たんくても裸で抱き合ったりできますしね。セックスにおける自分の武器って、勃起したチンコだけじゃないはずなんで。
だから、「EDやからセックスできない」をもし言ってる人がいたら、「そんなことないよ🤗」て言いたいし、
もしその言葉が「自分に自信がなくてセックスできない」なんだったら、自信をつける方法を性機能以外にもさがさない?ってことを言いたいんです。
あなたの価値は、機能だけじゃない(当然やけどね)
自分のいいところ、たくさん言えますか?
今ぱっと出てこないな……ってもしなるなら、最近あんまり人に褒められたり、感謝されたりしていないのかもしれませんね。
自分で自分を認められるようになろ、とか言う人もいるけど、やっぱりわたしは、人って、誰かに認められてなんぼやと思いますよ。
ありがとう、って言われるから嬉しい。
相手が笑顔になってくれるから、これをしてよかったなって思える。
求められるから、存在してていいんだなって思える。
人間は社会的な生き物です。
やっぱり孤独じゃ寂しくて、だれかと好ましい関わりをしながら生きていきたい。そしてそのほうが健康になることも、長寿になることも、証明されています。
もし人と関わることに自信がないなら、
自分に自信をもてるように、鍼灸施術を使ってほしいです。
それは性機能だけじゃなくて「健康」や「美容」という観点からも。
身体が健やかであることは、それだけでものすごく価値があります。健康な人のほうが、他者と良好なコミュニケーションをとりやすいです。周りともめてばっかりとか、トラブルメーカーとか、孤立してる人とかも、鍼灸したらきっと変わります。
自分の皮膚にブツブツいっぱいできてて、かゆくて、ザラザラよりも、つるつるでもちもちのほうがいいと思いませんか?
自分の体臭が臭くて、周りから顔をしかめられるよりも、においが少なくて、むしろいい匂いがするほうが人と接しやすいと思いませんか?
自分が体調面でも気持ちよく過ごせていると、
人と関わることに不安が少なくなります。
皮膚をきれいにすることでも、
髪の毛を元気にすることでも、
お顔のたるみやしわを薄くすることでも、
健康や美容は、自分に自信を与えてくれます。
そしてなにより、「たのしいー!」って思って生きている人は、魅力的なのです。
あなたがあなたの生活を楽しんでいると、やっぱり人にも好かれやすくなります。
わたしが思う、理想の流れはこれ。
まずは健康。しんどいとこがあるなら治す。そして気になるところがあったらきれいにする。機能が衰えてるなら鍛える。回復させる。
自分の好きなことを見つけて、たのしむ。そして人と良い交流を持つ。相手とセックスできるような関係性を構築する。お互い幸せになるのを目指す。
これが、メンズコースの先にあるものであってほしい。勃起スコアの改善はあくまでもその途中やったり、指標の一つではあるけど、勃起が完全にできひんからあかんわけではもちろんないし。
メンズコースと美容メニューの併用をすると、料金がかなりお得になる設定にしてます。
メンズコース+薄毛コースとか
メンズコース+美容鍼コースも受け付けているので、健康&かっこいいを目指していきましょうねー!!!
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