こんにちは!
大阪市住吉区で、小児はりの効果に誰よりも感動している、RISA鍼灸院 院長えみすけです。
見て見てー!!!
こちら、当院に小児はりの施術で来られているお子様の肘の写真です。
左が初診日。
右が、その24日後の状態です。
施術は1度しかしていませんが、皮膚がこんなにきれいになりました!!✨うれしー!!!
いやー、アトピー性皮膚炎には小児はりが良いのですが、こんなにすぐに変化が出ると、ご本人やご家族様はもちろん、やってるわたしもうれしいですね😊
きょうは、アトピー性皮膚炎の小児はり施術において、とっても大事なことを書いていきたいと思います。
アトピー性皮膚炎のお子さんに、わたしが必ずする質問
初診で来院されたお子様が、何歳かにもよるんですが、わたしが本人に聞くのはこれです。
自分のうんちって見たことある?💩
これ言うと、結構ウケます。
でも別に、笑わせようと思って下ネタ言ってるわけではなくて、「アトピー性皮膚炎」と「うんち」って、めちゃくちゃ大きな関係があるんですね。
でね、たいていのお子さんは
「見てない」って答えてくれたり、
静かに首を横に振ったりします。
なので、続けてわたしは、こう話します。
せやんな。そうやと思う。
そしたらさ、今日からはな、トイレでうんち出たら、流す前に1回、自分がどんなうんちしてるか見といてほしいねん。いい?
お子さんたちは怪訝そうなかんじになるんですけど、ここでわたしは、うんちの話をします。
この絵本、説明するのにめちゃくちゃいいですよ。
幼児さんだと、まだちょっとむずかしいかもだけど、小学生以降なら、このお約束を守ってもらいます。
自分にとって、理想のうんちとはどんな状態のものなのか。
理想的じゃないうんちが出ているときは、どんな過ごし方にすればいいのか。
こういう意識をもって生活をしてもらえると、日常でも、皮膚のコントロールが上手になることが多いんです。
いいうんちが出せるようになると、かゆいのもマシになってくるからね!はりをして、いいうんち出そうねー!
こういうふうにお話すると、理解してくれやすいです。だれだって、かゆいのはいやだよね。
どうして、小児はりでアトピー性皮膚炎がきれいになるの?
東洋医学で考えれば、アトピー性皮膚炎による皮膚の炎症やかゆみは、「熱」であることが多いです。
この熱が、どうして発生してしまうかは、人や環境によってさまざまなのですが、
小児はりの施術では、この熱を、いかに早く身体の外に出すか。そして、熱がたまりにくい身体にするか、ということを大事にしています。
熱を身体の外に排出する、てっとり早い方法、それが「うんち」なんですね。
アトピー性皮膚炎に限らずですが、小児はりに来られるお子様の中で、「便秘」の症状があるお子さんは、数回の施術で、便秘がほぼ改善します。
みたいなお声が良く聞かれるのも、小児はりで皮膚の施術をすることで、自律神経に影響があり、内臓のはたらきが活性化するから。
皮膚をちょんちょんってさわったり、なでたりしてるだけのように見えるのに、不思議ですよね。
便秘がちだったけど、しっかり排便できるようになったお子さんは、皮膚のかゆみが減り、皮膚がきれいになっていきます。
もちろん、身体から熱を出す方法は、排便だけではなくて、身体をしっかり動かしてあそぶ、汗をかく、楽しい体験をして笑う、感情をのびやかに表出する、などいろいろあります。
そしてやっぱり、
ごはんを良く食べて、
ぐっすり眠って、
うんちをいっぱい出す!
これが、アトピー性皮膚炎の症状を改善させる秘訣なんですよね。
皮膚の修復には、睡眠の深さも関係してくるので、少しの物音で起きてしまうお子さんなんかは、小児はりをするとあんまり起きなくなりますよ😊うれしいね~!
小さい頃から、自分の身体のことを知っておくことがもたらすメリット
今回は、アトピー性皮膚炎について書いたんですけど、これ別にアトピーに限ったことじゃなくて、わたしが小児はりを受けてくださるみなさんに伝えたいことがあるんです。
それは、
自分の身体って、こういうとき、
こうなるんやなーってことを
知っておくほうがええよ!
ってこと。
身体ってすごいんですよね。
心や言葉は嘘をつけるけど、身体は嘘をつけません。子どもとおんなじで、素直だし、正直なんです。
だからこそ、自分の身体を上手に扱えないとき、ってすごく苦しいし、すごくしんどいです。
こうしたい!って思ってるのにできない。
そんなことしたくない!って思ってるのに、
そうなっちゃう。
これは、心と身体がちぐはぐで、
んもー!!!って癇癪が起こりそうな状態です。
人間は、おとなでも子どもでも、
自分が「こうしたい」と思っていることを
素直にスムーズに実行できる状態が、いちばん心地よいはずだと思っています。
そのためにはまず、
今自分の身体がどうなっているのか?を観察して、気づく眼が大事。観察眼。目を向ける意識。
そして、次に、
この状態だから、こうしよう、というライフハック的な対応が見つかっていると理想的です。
根本の解決にはならなくても、こうしてれば少し落ち着くとか、つらい瞬間をなんとかやりすごせるとか、そういうのでもいいです。
身体のクセ、というものは、人生において形成されるので、なるべく子どものうちから、自分の身体と仲良くなっておけば、クセを修正しやすかったり、適切な応対ができるようになったりする可能性が高いんですね。
人生の前半で、自分の身体と仲良しになれている人は、その後の人生においても、きっといろんなことが起こってもスムーズに対応できるんじゃないかな。
そのための身体づくり、心づくりとして、
小児はりを活用してほしいな、と思うのでした。
いよいよ新学期も始まりますね。
子どもは頑張り屋さんなので、新しい環境や新しいクラスでは、とっても疲れることも多いと思います。
4月から、お子さんの身体と心のケアをしておくと、GWも楽しく遊びにいけるかも!
ご予約お待ちしています😊
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