こんにちは!
大阪市住吉区長居で、セックスレスや性機能障害のお悩みに対応するRISA鍼灸院 院長のえみすけです。
昨日、南森町でイベントをしてきました。
性のお悩みに対応する鍼灸師であるわたしと、
女性用風俗セラピストである、にっしーさん。
男女それぞれの視点から、真面目な性とエロを語ってきました。
参加してくださったのは男性9名で、3時間はあっというまだったので、ぜひ感想を書いておきたいなと思って。セックスレスにならないために、大事なことがたくさんあったので、将来セックスレスになりたくないな〜!って思ってる方は、予防のためにもぜひ読んでください。
セックス講座の内容と、参加者の感想
前半1時間は、わたしの講義でした。
- セックスする相手によって、セックスを点でとらえるか、線でとらえるかが変わる
- 女性が男性に抱くセックスへの不満は、セックスの行為中ではなく、日常の中にあった
- 女性に嫌われた男性がたどる運命は、不健康と早死にである
- 東洋医学からみる「男」と「女」。男は女をあたため、潤すことができる素晴らしい存在
- 男性が本当に満足するセックスは、相手の満足を実感できたとき
- 勃起と射精について(自律神経の話)
- 男と女の性反応の違い。女が興奮するまでに必ず必要な「段階」のこと
- EDが治っても、女性は満足しない!ひとりよがりの満足ではなく、女性の性的満足を上げることが仲良しの秘訣
- 2つの女性ホルモンと、プロラクチン
- 2000年以降、12年間における夫婦のセックス観の変化。レスは確実に増えている
- 中年期以降の女性が健康で幸せであるために、膣からエネルギーを補充するのが理想。男性はその力を与えることができる
- まとめ:男女が幸せに暮らすために、まずは自分の健康が第一。そして女性に与えられる男性であれ!
振り返ってみても、いい話してますよね、わたしw
そして後半は、にっしーさんの講義と、実技でした。
にっしーさんは【元ヤリチンナンパ師】ということで(わたしは名付けたんじゃないで。ご本人のプロフィール欄にそう書いてあったんや)
ワンナイトやナンパテクニックとしての、セックス。そして、長年連れ添った妻とのセックスにおいても、語ってくださいました。
セックスには4つのステージがあって、みんな「セックスがうまくなりたい!」というとだいたいベッドの中のテクニックを追い求めようとする(=それで女の子が満足すると思ってる)んやけど、ちゃうんやでという話をされてました。
このへんはあとで詳しく書きます。
実技は、モデルの女性に、にっしーさんが実際の「触れ方」をレクチャーして、参加者さん2名にも実際に前に出て触ってもらいました。
筋肉の収縮が感じ取れたところで、体の神秘に感動する我々。世界は……広い……。
そんなこんなで、参加者さんから感想もいただきました!
おはようございます!!
昨日は貴重なお話ありがとうございました☺️
自分が感じた感想ですが、
男性がしたい、したら女性が喜ぶんじゃないかと思ってる事と女性側がホント求めてる事のズレがめちゃくちゃわかりやすかったです。
特にえみすけ先生とにっしー先生が共通して仰っていたベッドに行くまでに勝負は決まっている話(ニュアンスの差はありましたが1番のポイントはここかなと)はめちゃくちゃ納得しましたね🧐
にっしーさんの実技では女性の性感の高め方、触り方から温度の管理までしっかり理論立てがされた解説はめちゃくちゃわかりやすくて楽しかったです。
男ってSEXの色々なテクニックをバラバラに知る事はありますが、持ち込む所から含めて一連の流れで教わる事ってまず無いのでそういう意味でも興味深いお話でした。
触り方、圧の掛け方、反応を見ながら待つ、局所だけじゃなく遠隔でも反応が出せる、など鍼灸に考え方が似てる所も色々ありそうだな〜、参考になるな〜、なんて考えながら聞かせて頂きめちゃ楽しかったですよ☺️
ホントお誘いありがとうございました、文章で書くとなんだか堅い感じになっちゃいますがとにかく面白かったです☺️
(40代 鍼灸師の男性より)
うれしい🥺
みなさま、言葉にしてくださってありがとうございます!
セックスが良かったら、離れられなくなる
にっしーさんの話の中で、
「男性がよくやってしまう間違いとして、【女性を気持ち良くしようとしてしまうこと】があります」
というのがありました。
え、あかんの??
てかんじかもしれないんですが、これの意味は
女性が自分で気持ち良くなる、という余白を残さずに、男性の動きに従っていれば気持ちよくなるよ、といったような誘導をするのは間違いだよってことなんです。
つまり、相手を受け身にしないこと。
これね、セックスだけじゃなくて、人と人との関わりすべてにおいて大切なことやと思うんです。ゆーたら、モテる、ってこういうことなんじゃないかな。
男性は、おっぱいを見ればすぐに興奮できるし、血流がよければすぐに勃起できる。
でも女性は、まったくそういうエロモードじゃないところから気持ちをつくろうと思うと、けっこう時間がかかる。
だからこそ、この「時間差」をどう埋める?ってのが、4月にやったイベントでも話されたことでした。
女性の気持ちよさは、女性がつくる。
だから、男性も、「気持ち良くしてあげようあげよう」とはせずに、女性が気持ち良くなれるように導いたり、待ったり、ってことを大事にしてほしいんですね。
そして、女性側がもう「わたしはきょう!気持ち良くなりにきてるんだ!」って決めて、会ってる場合は、もうそもそも興奮スイッチが早く発動するので、男性と同じぐらい早くに興奮期に入れますよってこと。
自分で決める、ってだいじです。
男も女も、「やばい、この人とセックスするのめちゃええな」って思ったら、離れられないと思うんですよ。
なるべくずっと、長く、この人とセックスしてたいから、だからこそ健康にも気を遣うし、身体づくりもする。相手との関係を良好に保とうと努力する。
それ、めちゃすてきなことやと思うんです。
だからまずはね、「自分はずっとこの人とセックスしたいなぁ」って思う気持ちを、自分も思いたいし、相手にも思ってほしいですよね。そんな気持ちを引き出せたら、もうそのパートナーは最強やと思います。
鍼灸院でも、セックスレスは解決する可能性があります
「最近、夫婦のセックスがないんです。もう2年ぐらい……」
みたいなお話を聞くと、片方が「やっぱりセックスしたい!」と望んでいる場合は、なんとか解決してほしいなって思います。
2ヶ月だろうが、2年だろうが、20年だろうが、
その人たちが「したいな」と思っているのにできていないのなら、それはセックスレスなんだと思う。
こういう場合、セックスを望んでいる側は、鍼灸院に来て悩みをうちあけてくれるのですが、なんせセックスを拒んでいる側は、そんなことで来院しようとは普通は思いません。
え?夫婦のことやのにそんな……他の人に言うことでもないやろ。なんで俺がいかなあかんの?
こんなかんじになりがちです。
(ほんでまた傷つく)
でもね。結婚したならなおさらですけど、現状の法律では、「結婚相手だけが、性の相手」って決められてしまっているので(個人的には、それはどうかと思ってるんですけど)
片方の望みを、もう片方が無視するとか、解決しようともせずに放置する、ってのはやっぱりよくないと思うんですね。
せめて、むきあってほしい。
だからこそ、セックスを拒否しているお相手が「性欲低下」「性嫌悪」といった、性機能障害という可能性であることも視野にいれつつ、ご相談してほしいです。
もちろん、体の機能は正常でも、「相手とだけセックスできない(したいと思えない)」場合もあると思うので、そこは関係性やメンタルもかなり関わってきます。
鍼灸院は、病院ではないので、お薬は出せないし、◯◯科、といったように詳しい専門に特化しているわけでもありません。
しかし、体のことも、心のことも、トータルでバランスよく鑑別し、お話を聞くことができます。
セックスレスのことなんて、誰に話せばいいの?
ってなるのはもちろんのことです。
カウンセリングルームや、心療内科でも対応してもらえますし、鍼灸院であれば、身体を元気にしながら、お話を聞くことができます。
身体を元気にする、ってめちゃくちゃ大事なんですよ。
だれかと仲が悪いとか、
ちょっと抱えてる面倒な案件があるけど取り組まなきゃいけないとか、
ふつーーにしんどいじゃないですか。
いやにもなります。逃げたい。
でも、体が元気だと、
もうちょっとだけがんばろかなー
ってなれるんですよね。
立ち向かうのにはものすごくパワーがいることでも、がんばれるようになるんです。
だから、セックスレスのお悩みは、鍼灸院にもぜひご相談いただけたらなって思います。
なによりも体が元気じゃないと、悩みごとの解決も、セックスも、たのしくないですから!
ちょっと相談してみよかな?て方は、こちらからどうぞ。
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