「今年、花粉ましやわ〜」
って言っていただくと、鍼灸師のわたしはガッツポーズをしてしまいます🤤
春って、すごく良い季節なんですけど、花粉症があることでかなりの人々のテンションを下げてるんじゃないかな。
目の痒み、鼻水、鼻づまり、のどのイガイガ、
そういうのはお薬でももちろんよくなるけど、
鍼灸をしているとさらに良い調子になります。
薬が効きやすくなったり、そもそも薬を飲まなくてもよくなったり。副作用で眠たくなったりのどが渇いたりぼーっとしちゃう人には、かなりおすすめです、お灸。
長いこと鍼灸に通ってくださってる方々は、花粉症の予防のために家でもお灸をやっとくとええよな、ていうことがなんとなくわかってくださってるんですが、
え、鍼灸って花粉症にも効くの?(初耳)
という方もおられるかもしれないので、今日は「せんねんきゅう琵琶湖」という商品を使った花粉症対策をご紹介します。
※以下、2022.3/14追記※
記事を読んだ方からご質問をいただきました。
せんねん灸の説明書には
【顔には使用しないで下さい】
と書いてありますが大丈夫なんですか?
めちゃくちゃ重要なご指摘ありがとうございます。
以下、せんねん灸琵琶湖の商品説明ページより、画像をお借りします。
https://www.sennenq.co.jp/common/pdf/bouon.pdf
ここでは、「お顔に使用しないでください」と確かに書いてあります。
この方にわたしが返信した内容はこちら。
こちらは、鍼灸師から指導を受けない状態で、一般の方が安全にお買い物をし、安全にお灸をたのしむための注意書きですね。
どんな使い方をされるかわからないので、責任を負えないため、このような書き方になっています。
実際は、安全に正しく使用すれば、お灸はお顔にも使えます。
お顔が見えない方への販売は、どうしても制限を多くしないと、売る側が責任を問われることがありますね。
火傷や事故を防ぐために、できる予防線を最大限に張っているかんじです!
せんねん灸さん的には、「お顔にもバンバンやってください!」とは言いにくいんですよね。
ただし、わたしたち鍼灸師は、
施術の際に、患者の顔にもお灸をすることがあります。
このブログに埋め込んでいる動画では、実際にこのように使ってください、というメッセージを込めておりますので、真似して使ってみてください😊
もちろん、目を開けたまま眼球をあたためるとか、
口を開けたまま上を向いて、口の中に棒灸を突っ込むとか、どう考えても危険そうな使い方はやめてくださいね。
あくまでも、動画の内容の範囲内でお願いします。
花粉症の鼻水・鼻づまりには、おでこのツボがおすすめ
2年前にアップしたこの動画。
まだ動画撮影に慣れてなくて、死ぬほど声小さいので、音量を最大にして耳掃除をしてから聞いてください。
せんねんきゅう琵琶湖(⇦クリックすると商品紹介ページに飛びます)は、せんねん灸さんの商品。RISAでも、カップルや家族で使える!と大好評です。
(人気なのですぐに売り切れる😇)
お灸は、シールがついてて、皮膚にぺたっと貼り付けるタイプの「台座灸」というのが主流なのですが、これだとお顔にやるのがちょっと危険なんですよね。
煙が出ないタイプのお灸を顔に載せている画像なんかもネットで見かけますが、あれはプロがやっているからいいものの、一般の方が自分で自分の顔にお灸を置くのはおすすめできません。
万が一にも火傷したら大変だし、
目に灰が入ったりしたらあぶない。
なので、この温灸タイプのお灸はとってもいいんです。お顔にも、髪の毛のあるところにもできるよ。
動画を見ていただくとわかりますが、鼻より上のところにやるから煙たくない✨
眉間からまっすぐ上にあがり、おでこと、髪の毛の生え際あたりをじんわりあたためると、あら不思議。
鼻づまりがましになってきて、目もすっきりします✨
子どもにも使える琵琶湖!中耳炎の予防にも◎
琵琶湖は、小さなお子様にも使えます。
それこそ赤ちゃんにも、幼児にも。
ただし、お子さんにお灸をするときに注意してほしいのが、お灸をする時間の長さ。
お灸をする時間は、お子さんの年齢から
マイナス1ぐらいの分数を意識して、どんなに長くても5分以上はしないでください。
たとえば0〜1歳のお子さんなら1分以内。
4歳なら3分以内。
10歳でも、5分以内で終わりましょう。
お灸をしているときは、「あったかい?」と聞きながら。少し皮膚から離して、熱くなりすぎないように注意してくださいね😊
子どもへの動画も置いておきます。これは音量ふつうなので、さっきよりはかなり小さめにしてご視聴ください(めんどくさいねん)。
お子さんは、花粉症のときだけじゃなくて、慢性鼻炎とか、アレルギーがある子にもすっごくよくて。
ずっと鼻ぐしゅぐしゅいってると、中耳炎にもなりやすいんですが、
お灸しておくと中耳炎になりにくかったり、中耳炎になっても治るのが早くなったりします✨
ぜひ、動画を参考に、お顔だけではなく、腕や首の後ろもやってあげてくださいね。
目のかゆみには、人差し指のツボがおすすめ
最後に、目のかゆみに対しては、手の人差し指あたりへのお灸がおすすめです。
ここは、胃腸にたまった余分な熱をとってくれるツボ。かゆみがあるということは、身体にちょっと熱がたまりすぎてるってことなんですよね。
食べ過ぎや飲み過ぎ、あるいは甘いもののとりすぎなどの自覚があったら、ちょっとだけ減らしてみるとかゆみがましになるかも!
ここに琵琶湖をしっかり熱さを感じるまで当ててみてください。
これは琵琶湖ちゃうけど、ふつうのお灸の動画。
こっちでももちろんいいですよん。
この人差し指のツボは、目の痒みだけではなく
・目がゴロゴロする異物感
・めばちこ
にも効くので、知ってて損はない。
なんか目がおかしいな〜ってときは、人差し指にお灸してみてくださいね。
以上、花粉症におすすめのツボでした!
これを機に、せんねん灸琵琶湖、買ってみようかな〜って方はぜひぜひ。
RISAにご来院いただいた際に直接買っていただいてもオッケーです✨(その方が安い)
お灸は、めっちゃすぐに効果が出るときもあるけど、基本的には養生のアイテムなので、続けることに価値があるものです。運動とか食生活とおんなじ。
体の中を巡らせるひとつのツール、としてぜひ上手にご活用くださいね。
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