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【頻尿/尿もれ】更年期に起こりやすい症状とその対策

えみすけ

こんにちは!
大阪市住吉区長居で、男女の更年期障害のお悩みに対応するRISA鍼灸院 院長のえみすけです。

わたしは今42歳なんですが(今年43になります)、だんだんと更年期というものが身近になってきました。

えみすけ

あれ?これもしかして更年期ちゃうん

て気づくサインて人それぞれやとおもうんですが、

  • トイレが近くなる(頻尿)
  • 急に尿意を感じる(尿意切迫感)
  • くしゃみや、ふとした動作で尿もれする
  • 夜中に何度もトイレに起きる

などのおしっこトラブル
更年期を自覚する方も多いです。

更年期に伴うホルモンバランスの変化で、
おしっこまでおかしくなるなんて悲しい。

でも、安心してください。

頻尿や尿もれは適切なケアをすることでちゃんと予防できるし、改善も期待できます。

えみすけ

やったー!
これで尿もれの人も安心!

ということで今回は、更年期に起こりやすい頻尿・尿もれの原因と、日常生活でできる対策について詳しく解説しますね。

目次

更年期に頻尿・尿もれが起こる原因は女性ホルモンの減少にある

更年期に入ると、女性ホルモンの分泌が減少する

みたいなのは聞いたことがあるかもしれません。

この時に主に低下するエストロゲンは、膣だけではなく、尿道や膀胱の粘膜を健康に保つ役割も持っています。

よく、更年期あたりになると

・腟が濡れにくくなった
・それに伴ってセックスが痛いと感じるようになった
・それに伴ってセックスをしたいと思わなくなってきた

というお声を聞くのですが、そもそも日本人の中高年の女性はそこまでセックスしてないし、セックスしてないことに対して悩んでる人も少ないんです。

なので日本においては、セックスの悩みよりも、尿もれや頻尿のほうが日常成果ににおいて切実というか、身近な悩みになりやすいですね。

エストロゲンが少なくなると、次のような変化が起こりやすくなります。

  1. 膀胱や尿道の粘膜が薄くなり、刺激を受けやすくなる
  2. 骨盤底筋が弱くなる
  3. 自律神経の乱れ

膀胱や尿道の粘膜が薄くなり、刺激を受けやすくなる

たとえば、0歳の女の子の赤ちゃんの陰部って見たことありますか?

大陰唇が、ものすごくふっくらしてるんです。

ほんで50歳以降の女性の大陰唇をどこかで見る機会があったら見て欲しいんですけど(あんまりない)めちゃくちゃシワシワで、萎びています。

これは悪口でもなんでもないんですが、血流が良いとふっくらするし、血流が悪いとシナシナになるんやな、てのがすごくわかりやすい例です。

ということでエストロゲンが低下することで膀胱や尿道の粘膜が薄くなったら……そりゃあ刺激に弱くなっちゃう🥺

ちょっとの刺激で「おしっこ!」てなっちゃうので、頻尿につながります。

でも安心してください。ケアを続けていると、ちゃんと、以前のシワシワよりはちゃんと回復します!

骨盤底筋が弱くなる

エストロゲンの低下によって薄くなるのは、膀胱や尿道の粘膜だけではありません。

なんと、骨盤底筋の筋膜も薄く、弱くなるのです。
こわい!

だから、尿もれの原因になってしまうんですね。

ただね、これもちろん、

エストロゲン注射したら、尿もれ治りますよー!

てことではないです。
筋肉のゆるみや弱りに対しての最適な解決策は
運動です。

だから骨盤底筋トレーニングや適切な理学療法が、尿もれの基本的な対策になるんだけど、とはいえエストロゲンを補充することは、予防には絶対効果的です。

ほんでもっといえば、ホルモン補充療法に頼らなくていいように、自分自身の適切なケアで血行を維持しておきたいですよね。(これについてはあとで書きますね)

自律神経の乱れ

女性ホルモンが低下すると、その他あちこち他の自律神経にも影響が出てきます。そのひとつが膀胱。

膀胱はおしっこを貯めておく器官なのですが、本来は、「このぐらい貯まったら、脳に伝えて、おしっこ(排尿)してもらおか」っていうラインがあります。

ただ、自律神経が乱れると、膀胱がちょっとアホの子になるので

アホの膀胱

あ!おしっこちょっとでも貯まったらすぐ脳に教えよ!ねえねえ、おしっこきたよ!ねえねえねえねえ!!!!!

ってなるので、そこまで尿量がまだなくても

おしっこ行きたい!!!!!

ってなってしまいます。これがいわゆる過活動膀胱というやつで、尿意切迫感の正体です。

こういうのは、鍼灸が得意です。アホになった自律神経、わりとすぐ賢くなるので試してみてね。

とにかく、これらの変化が重なることで、「頻尿」「尿もれ」「夜間頻尿」などの症状が現れるんですね。

また、このような症状は、GSM(閉経関連尿路性器症候群)の一部としても知られています。

GSMは、閉経後の女性が経験する、おしっこや腟に関連するさまざまな不快な症状を指すもの。

まだまだあまり聞き馴染みがない言葉ではありますが、適切なケアをしておくことで予防できるなら、したいですよね🥺

ということで最後、
どうやったら防げる(改善できる)のよ!
ってことを書いておきますね。

更年期の頻尿や尿もれを予防・改善するための3つの対策

おしっこトラブルで悩みたくない!
陰部の不快感でも悩みたくない!
セックスのことでも悩みたくない!

そんなあなたは(全員やろ)、以下の3つのことを意識してみてください。

❶骨盤底筋トレーニングを習慣にする

はい、いきなりめんどくさそうなんキタ!

と思わずにまぁ聞いてください。

やっぱり、さっきも言ったけど自分の筋肉のゆるみや弱りは他人にはどうにもできません。
自分で動かすしかないです。

ほんで、骨盤底筋トレーニングってなんにも難しくないんですよね。むずかしいのは「続けること」ぐらいです。それがでけへんねんよな、みんな。わかる😂

トレーニングのやり方はネットで検索したらなんぼでも出てくるんですが、代表的なものはこんなかんじ。

  • 椅子に座る or 仰向けに寝る
  • 肛門をキュッと締めるように意識し、5秒キープ
  • 力を抜いてリラックス
  • これを1日10回ほど繰り返す

ね、かんたん。(続けること以外は)

がんばって毎日コツコツ続けることで、尿もれを予防できるし、改善もできます。がんばっていこ!
ちなみにRISA鍼灸院では、筋力を測るケーゲルチェッカーも販売していますよ😊

腟(外陰部)の保湿を習慣にする

え、陰部の保湿ってなんですか

て真顔で聞かれること、臨床でもよくあります。

2025年、通ってくださっている女性患者様の
陰部保湿率を上げることを勝手に目標にします。

逆にやっぱり

先生に言われたから、めっちゃやりはじめたよー!
ちゃんと保湿してる!
なんかいいかんじな気がする!

って言ってもらえたら、ほんまにうれしいです😊

適切な保湿ケアを行うことで、不快感の軽減や膣の健康維持につながりますので、お気に入りの保湿セットでやってみてね!

  • デリケートゾーン用の保湿ジェルやクリームを使用する
  • 過度な洗浄を避け、適度な潤いを保つ
  • 時々、鏡で自分の陰部を観察する(大事)

特に最後。ほんまに大事です。

毛があってようわからん、て人は特に
ご自身の変化に鈍感になりやすいです。で、
気づいたらえらいことなってた、とかもあるので。

ケアをすると、ちゃんと見た目も変わります。
そして機能も上がります。

もっと言うと気分も上がるし、美容にとっても大事。陰部って、あんまり人に見せない部分ではあるけれど、女性の心と身体の健康にとってすごく重要な場所なので、今日からでもケアをしてみましょう。

これまたRISA鍼灸院でも、irohaさんのトライアルセットが1650円で売ってますのでぜひ。

❸鍼灸で自律神経をととのえる

まぁわたし鍼灸師なんで、鍼灸のことも言わせてください🤤

鍼灸施術は、頻尿や尿もれの改善にも役立ちます。

当院で行われているメンズコース・レディースコースでは、性機能の改善だけではなく、前立腺炎や頻尿・夜間尿などが改善した例も多数あります

もちろん、繰り返しますが、鍼だけ、よりもご自身の運動やトレーニングを組み合わせていただくことも必要なので、そのあたりはご留意ください。

鍼灸を受けると、

いつもはトイレで起きるのに、
その日は朝までぐっすり眠れました!

みたいなお声をよく聞くので、こういう気持ちいい体験をしたい方はぜひ一度鍼灸施術を受けてみてくださいね。

まとめ

そんなわけで、今回は更年期に多いおしっこトラブルと、その対策について書いてみました。

頻尿や尿もれを放置すると、

  • 外出が億劫になり、活動量が減る
  • 夜間頻尿による睡眠不足で、疲れやすくなる
  • 尿もれが続くことで、皮膚トラブル(かゆみ・炎症)が起こる

など、生活においてもデメリットが生じてしまうんですよね。

「もう年やし、しゃーないな」とかって諦めずに、できることから始めてみましょうね😊

「頻尿や尿もれが気になる…」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
おひとりでも多く、更年期での尿もれや頻尿などでお悩みの方が救われることを願っています。

ご相談は、LINEからどうぞ。

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