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EDで鍼に通うことで、男性がもっと生きやすくなってほしい

男性の方で、ネット検索でRISA鍼灸院を見つけられる方は、当然ですが、「衰えてしまった勃起機能を取り戻したい」と考えておられます。

この時わたしは、「マスターベーションではどうですか?」とお伺いします。

もしマスターベーションが問題なく行えている……
つまり
・性欲を感じることがあって(ムラムラして)
・満足いくほどの勃起がある
・性的な快感を感じている

という状態であれば、おそらく勃起機能自体は正常なのです。(射精は、また少し違った様相となります)

しかし、マスタベーションの際においても
・そもそも最近、性欲を感じることが減ってきた
・一人でもあまり勃起しない

という状態であれば、やはりシンプルに勃起機能が弱っています。

RISA鍼灸院では、まず問題がどこにあるのか、ていねいに問診させていただきます。

目次

勃起機能が弱っているEDの場合

先ほどあげた例で言うと、後者のほうですね。

ひとりであっても、勃起が不十分である場合、勃起に関する神経回路がうまく働いていないか、男性ホルモン減少などの可能性が考えられます。

鍼灸では、勃起に関わる神経回路を活性化させるので、要は体に「勃起し〜や〜!」というメッセージを伝えやすくなるということです。

こういう、自律神経を介したコミュニケーションは、鍼灸の得意とするところです。

どうして自律神経が弱ってしまったのか、身体の面からていねいに診ていくと、

  • 睡眠時間が足りていない
  • 睡眠の質が悪い(熟睡感がない)
  • 経済的なストレスがある
  • 人間関係が悪い
  • 運動習慣がない
  • 不摂生である
  • 喫煙している
  • 持病がある

など、いろいろな要因が考えられます。

変えられるもの、変えられないもの、いろいろありますが、その方にとってより良い状態に近づけるために、じっくり身体と心に向き合うことで、自律神経をととのえていきましょう。

勃起機能は正常だけどEDの場合

なんやそれ、てかんじかもしれませんが、
病気や、器質的な異常はないのに、肝心な時に役に立たない……というものがこれです。

俗に言う「心因性ED」というやつですね。
当院に来院される方は、ほとんどこれです。

身体が悪いわけではないんです。原因は、心にあります。つまり、ご自身の中で何か認識を変えたり、お相手との関係性や夫婦仲に変化を与えることで解決に導かれることが多いケースです。

EDの状態を経験する男性は、めちゃめちゃ多いんですよね。だれだって、調子が悪いときはある。それは男女ともにです。

でも、うまくいかなかったときに、そのことに、ものすごくショックを受けたり、次また失敗したらどうしようって恐怖を感じたりすると、緊張が強くなって、勃起しにくくなります。

勃起は、副交感神経という自律神経を介して行われていて、

「気持ちいい〜リラックスする〜」

っていう状態で起こるものなんですね。

間違っても

「うまくいくだろうか……いや成功させねばならん……!!!!」

なんて力が入りすぎていると、その想いとは裏腹に萎えていってしまうんです。人間ってかわいい。

勃起=失敗

と捉えていると、身体に力が入りやすいです。

女性からすれば、好きな男性が勃起しなかったり、途中で中折れしても「は?なんなんこの役立たず😇」て思う人は少ないですし(セフレやったらあるかもしれんけど)、セックスって挿入だけじゃないんですよね。

「ほな違うことで楽しもう!」って言ってくれるお相手だったり、二人がそういう状況でも楽しめる関係性であれば、EDなんて怖くないんですよ。

施術中は、そういったことを改めて思い出していただくように、わたしも努めています。

男性も女性も、しあわせな性経験を

夫婦のどちらかが我慢したり、緊張したり、不安を感じながらするセックスは、わたしの理想ではありません。

性的なコミュニケーションは、お互いが心からリラックスをし、愛を深め、身体も心も満足度を上げるスキンシップです。

そしてその行為が行われる背景には、日頃の相手への感謝や信頼があってこそだし、もちろん相手に性的な魅力を感じることが必須だし、自分は相手の役にたっている・頼られている!という自信も必要です。

EDは、問題の一端として現れてはいますが、わたしが解決していきたいのは、本当はおふたりの関係性のことなんです。

相手には言えていないけど、実はこんな気持ちがあるんだよね。ということをお話しされる方は多いです。

どうして相手に言えないんだろう?って考えたら、やっぱり、こわいから。

言って、相手に拒絶されたらどうしよう?とか
自分と同じ想いじゃなかったらいやだから、聞かないでおこうとか。

EDの方は、どうしようもない恐怖感や不安感と、日々向き合っています。

でも、わたしが40代以降の男性にお伝えしたいのは

もっと弱音 吐いていこう〜!

ってことです。

30代以下の男性は、わりと相手と対等なパートナーシップを築いておられる方が多くて。昔みたいな亭主関白とか、もうほんまにないし。

だけど40代以降は、亭主関白ではないにしても、「自分がやらなあかん!」という責任感を強く持っていらっしゃる方、男性というジェンダーに縛られている方、「こうでないとあかん」という思い込みが強い方(たぶんそうやって育てられてきた)が多いと感じています。

これらは、良いふうに作用すればかっこいいんですが、そのせいで自分を苦しめて、EDのことも妻に相談でけへん、とかってなってるとやっぱりしんどいですよね。

自分の身体のことも心のことも、大事にしてほしい。

だし、もちろんお相手の身体と心のことも。

ふたりともそうやって気遣っていたら、自分の不調を相手に黙っておく、ということは起こらないはずなんですよね。

EDは恥ずかしいことでもなんでもないし、むしろみんな、男性のほとんどの人に起こることです。

身体のことも、相手との関係性のことも、もっと気楽に相談していいし、しんどい・つらいって男性ももっと外に打ち明けてください。

そういうところから、EDが良くなる第一歩があるのだと思っています。

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