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施術者の想い〜えみすけの自己紹介〜

はじめまして

自己紹介ページをご覧いただきありがとうございます。

RISA鍼灸院 院長の長崎絵美(ながさき えみ)と申します。ネットでは「えみすけ」と名乗っているので、よかったら呼びやすいほうで呼んでください。

TENGAさんの本社行ったときのやつ

わたしは、2021年8月28日、大阪市住吉区長居に、「RISA(りーさ)鍼灸院」という、ひとり鍼灸院を開業しました。

ここでは、腰痛や肩こりなどの整形疾患、自律神経の不調などにくわえて、性やパートナーシップについてのお悩みも取り扱っています。

これ、鍼灸院としてはちょっとめずらしいかもしれないので、なんでそんな経緯になったんかってことも含めて、わたしってこんなやつですみたいなのを書いていきたいと思います。

鍼灸師としての経歴

小さいころから、おばあちゃん子のわたし。寝る前にほぼ毎晩、祖母とマッサージのやりあいっこをしていました。だれかにさわられると気持ちいいんだなぁ、ってことを身をもって実感しながら、将来は人の体に触れる仕事がしたいなぁとぼんやり考えるように。

大阪府の高校を卒業後、マッサージ師になるための専門学校進学も考えましたが、もうひとつ興味があったのが心理学(当時、めちゃ流行ってた)。

結局、京都文教大学 人間学部 臨床心理学科に進学することになります。臨床心理士になるのは大変そうすぎて早々にあきらめたけど、わずかでも心理学の分野に足を踏み入れられたことは、わたしの大きな財産となります。

在学中にリフレクソロジストの資格を取り、大学卒業後に勤めたリラクゼーションサロンで東洋医学と出会いました。

当時は、「鍼」なんて受けたこともなかったし、選択肢にもなかったけど、もみほぐしで指を痛めていたわたしとしては、

鍼、ええやんかっこいいやん!

ってかんじで専門学校に行くことを決めたのでした。23歳で大阪の森ノ宮医療専門学校 鍼灸学科に入学します。

16年前。お隣の、さきちゃんとは今でも仲良し。

卒業後は、天王寺区にある「まり鍼灸院」にて、5年ほど修行させていただきました。わたしの施術のベースである中医弁証の活用方法は、師匠である中村真理先生から習ったものです。

まり鍼灸院のスタッフさんたちと。みんなよーーーしゃべる。

また、もうひとりの師匠である蔡 曉明(さい ぎょうめい)先生が主催されている関西東洋医学 臨床研究会に所属し、こちらも5年ほど、鍼灸と漢方の勉強会に出席させていただいていました。

天満橋にある治療院で、蔡先生と。

そして結婚、妊娠、出産を経て、退職。
3年ぐらいは育児に専念することとなります。

次女を出産後、2016年に大阪市住吉区で、鍼灸接骨院を夫婦で開業。
岐阜の岡西裕幸先生に、「てい鍼(しん)」という刺さないはりの技法を習い、お子様への小児はりにも力を入れていました。「お写真使っていいですかー😊」って岡西先生にご連絡したら、「推薦文も書くよ!」って言ってくださった神様のような優しいすごい先生です(´;ω;`)

「陰陽てい鍼®︎」の創始者である岡西裕幸先生と。
推薦者の言葉

岡西 裕幸 先生
医学修士(上海中医薬大学・中医診断学)
世界中医薬学会連合会理事(肛腸病専門委員会)

「長崎先生とは2018年より共に皮膚刺激に関する鍼灸施術効果に対しての共同研究をしており、幅広い知識と高い技術があります。特に観察力に関しての素晴らしさと状況判断力の高さも持ち合わせている先生です。ぜひ一度長崎先生の施術を受けていただきたいと思います。体や気持ちが良い状態に近づいた事を体感できると思います。」

2021年、いろいろあって離婚。接骨院を退職。
そして間髪入れずにRISA鍼灸院をひとりで開業したという流れです。

出版書籍

医療関係者の方に読んでほしいやつ

鍼灸のことが気になったらまず読む本Q&A89

一生懸命書いたけど、いまだamazonレビューは2件

鍼灸師が考える性と健康

なんで性のお悩みに対応した鍼灸院をやろうと思ったのか?

一対一のあんしん空間。

話は数年前にさかのぼります。

夫婦で経営していた鍼灸接骨院。そこは、妊娠中の女性や、産後の女性、赤ちゃんやお子さんなどが通ってくださっていて、わたしの患者さんの9割は女性でした。

そこで、ちょこちょこ耳にしたのが

「夫のことがムカつく」
「産後、夫婦仲が悪くなった」
「父親としては必要やけど、もう好きって思えない」

みたいな、夫婦仲に関するお悩みでした。

産後のホルモンバランスや、育児を通してのおふたりの関係性の変化、なんやかんやいろんな要因があったのやと思います。

なんとか仲良し夫婦を増やしたくて、一般の方向けに「産後クライシスを乗り越えるセミナー」というのを開催したこともありました。

ただ、どれだけ妊娠中や産後の女性の心身の変化に目を向けてもらっても、なかなか改善しない課題もありました。それが、セックスレスです。

日本は、世界でも有数のレスの国なのですが、ひょっとして、セックスや性的なコミュニケーションが日常的にあったら、もっとみんな楽しくなるのでは……?って思ったのがきっかけです。

当時は、「夫の性欲が強すぎて困ってるから、性欲を抑えるツボってないですか?」なんてことも女性から相談されていました。

低下することが多い女性の性欲。これを、なんとか回復できないかなぁと思っていた時、男性の性機能が鍼灸で改善する、という論文をみつけます。

男性の勃起障害(ED)に、鍼灸が効果的であるという内容の論文を読み、へ~すごいな~と思いながら、

えみすけ

男性に効くなら女性にも効くのでは?

と思っていました。

ただ現状、女性の性機能については、まだまだ研究がそこまですすんではいないようなんですね。

理由は様々ですが、

  • 女性が性のことを公に語るのが、はばかられる文化であること
  • 女性はそもそも、性欲が低下していてもあまり困らないこと(それを治療して改善させようとも思い至らない)
  • 女性が性のお悩みで医療機関を受診することが少ないこと

などが挙げられます。

実際にわたしも、接骨院で勤務しているときは、患者様から夫婦の愚痴は聞いたとしても性の不満は聞いたことがありませんでした。

性のことって秘め事だし、そらそう。
わざわざ人に言うことでもないし。

でもコロナ以降、オンラインが世の中の主流となり、性に対しての女性の意識が変わってきた風潮がうまれてきました。

近くの人には言いにくい、でもオンラインでなら、ぶっちゃけてお話できる。

そういった女性たちと接するうちに、性の悩みはやっぱり潜在的にものすごく多くて、みんな「かんたんには解決できないからあきらめることを選んでいる」のかもしれない、と思ってきたんです。

RISA鍼灸院を開業するにあたって、性機能のことをお伺いするようになりました。
そうすると何名かの方から、「実は……」って打ち明けていただけるようにもなって。

やっぱり、これは個室じゃないと話せない内容だな。ひとり治療院でやるしかないな、って思いました。

一人の方からは、

この治療院を作ってくださって本当にありがとうございます。わたし本当に、自分の悩みをだれにも言えなくて。周りには当然相談できないし、まさか鍼灸院でこんな話ができるなんて思ってもみませんでした」

って言っていただけました。
泣きそうなぐらいうれしかったです。

女性も、もちろん男性も、
性のお悩みを堂々と言っていい。

そしてパートナーとのことで悩みがあるならば、その解決にむかって治療という前向きな行動をとることができるよ、という想いを胸に、【性のことを堂々とお話しできる治療院】をつくりました。

性のことは、パートナーとの関係性に大きな影響を及ぼすこともあります。性のお悩み、それはすなわち人間関係の悩みでもあるんですよね。

病院や、お薬、それだけではない解決方法のひとつとして、自分のこころと身体とゆっくり向き合う場所になれたらいいなと思っています。

鍼灸が、夫婦の架け橋になった!という嬉しい体験

夫婦にセックスは必要不可欠か?

というと、そうではありません。

性的なコミュニケーションがなくても仲良しの夫婦はいっぱいいるし、お互いに性欲が満たされているならわざわざ他人がそこに介入する必要はないですよね。

ただ、

  • 自分はセックスしたいのに、相手にセックスする気がない(逆も然り)
  • セックスをする際に苦痛を感じることがある
  • セックスをする際に自分や相手が満足できていない

といったようなお悩みがあるならば、やはり治療をしたほうがいいのかな、と思っています。

以前、とある女性の相談にのっていた際に、

性交痛がある

と打ち明けていただきました。

この方は、そもそもこの性交痛のことを、今までだれにも話したことがありませんでした。
自分の性の話を他人にすることに抵抗があったからです。

お相手には、痛みのことは伝えていましたが、特に解決策があるわけでもなく、毎回痛みに耐えて、なんとか行為をしている状態でした。
つらい……!!

えみすけ

「鍼灸を試してみませんか?」

というわたしの提案で、FSFIという質問紙とともに、ご自身の状態の変化を確認しつつ、治療に臨んでいただきました。

結論からいうと、

鍼灸施術を重ねるごとに性交痛は軽減し、途中からは気持ちよさも感じられるようになった

のです。

さらには、お相手も嬉しそうになり(やはり気にされていたようです)、頻度が少し増え、以前よりも夫婦仲が良くなったのだとか。喧嘩をしてもすぐに仲直りできたり、本音で話せるようになった、と教えていただきました。

このお話を聞いて、わたしはとてもうれしかったですし、やっぱり性的なコミュニケーションがあることで、カップルの仲が良くなる、ということは間違いない、と確信を強めました。

性交痛の治療は、婦人科や泌尿器科でももちろん受けられますが、鍼灸という選択肢の視野にいれていただけると嬉しいなと思います。

そして、性交痛だけではなく、まずはこういった性についての悩みや愚痴を、ゆっくりと話せる場所こそが増えるといいな、と感じます。

性のお悩みに対する活動

治療院にはirohaのグッズを展示しています

①RISA鍼灸院 予約LINE

大阪市住吉区 長居周辺まで来院することが可能な方は、RISA鍼灸院の予約LINEにご登録ください。

LINEに登録して、問診票にご記入いただくと、RISA鍼灸院の詳しい住所をお伝えします。予約のやりとりはすべてこのLINEで行います。電話によるお問い合わせは受け付けておりません。

②オンライン相談LINE

遠方で、実際の通院がむずかしい場合はこちらでオンライン相談にも対応しています。

月に数回、不定期にわたしから、Twitterやブログでは言いにくい個人的なことなどを配信しています。まずはわたしの人間性を知っておきたい、という方はご登録ください。

コミュニケーションのためのLINEやりとりは無料ですが、「相談」は、ZOOMにて60分7700円で対応します。

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